★中野 よし子プロフィール★
ほっこり亭 たねのおやつ亭主
・米粉のおやつ研究家
・陰陽調和料理®師範
まずは食のことからー。
母が手作りおやつで育ててくれたためか、子どもの頃からお菓子をよく作っていました。
高校時代は体型やカロリーを気にするお年頃なので、本に書いてある量より砂糖やバターなどを減らして作っていました。この頃から自分好みになるようにあれこれやっていたようです。
2001年11月より玄米菜食を始めました(約3年半ほど続きました)。卵・乳製品の他、砂糖もなるべく減らすことに。そうなると市販のお菓子で食べられるものはほとんどありません。そのためおやつはますます自分で作りたかったのですが、その頃住んでいた所にはオーブンはなく、実家に帰った時に作る程度でした。
2003年4月に引越した先に電気オーブンがあり、使わせてもらって本格的に試作の開始。ただ、まだ わたしの経験も技術も不足してたことと、周りは普通食の方々だったので、試作してもらったものの、あまりおいしくなかったようです……。わたし自身もあまり納得の行くものではありませんでした。
2003年の秋から知人宅のガスオーブンを借りれることになり、毎週のように通いました。知人もほぼ玄米菜食なので、試食もしていただいたりと、かなり励みになりました。
その頃より、大阪・江坂にある「いんやん倶楽部」に通い出し、陰陽調和料理®(重ね煮)を習う。(基礎科・養生科・中級・上級と受講)
2004年2月 国産小麦・天然だしのうどん店に就職。併設の地産・地消のお店で販売するお菓子作りを担当。社長は時間外にもオーブンを使わせてくださったのでいろいろ研究ができました(感謝です!)
ただ、お店用に作るお菓子は砂糖を使いますし、ケーキには卵も使います。できたものを試食しなければなりませんし、新製品の試作・試食もあります。自分の方向性と違うことをやり続けることがしんどくなって、10月で退職させてもらいました……。
2005年5月 念願のガスオーブン購入! 心おきなく研究に専念できるように。
2007年11月 『お米の国のおやつたち』自費出版 (2017年12月改訂)
その後も、ぼちぼちと おやつや陰陽調和料理の会や、イベントでの販売などをさせてもらっていました(昔は営業許可がなくても、イベント時の販売はできたのですが、今は厳しくなり、イベントでの販売はしていません)
*現在「教室」ではなく「おやつの会」「重ね煮の会」という位置づけで「リクエストがあれば出張していっしょに作る」そんな形で続けています。ご希望のある方、お問い合わせはこちらまでどうぞ。
*なお現在、わたしはヴィーガン、ベジタリアンではありません。
お魚やジビエや鶏肉、豚肉、卵もありがたくいただいています。
でもバターは苦手なので、おやつにバターを使うことは、まずありません。
たまごケーキと、乳製品も使う、プリンやアイスクリームを作ることはあります。
また子どもたちの大好きな「グミ」も、なるべく添加物や砂糖を減らす、という意味でゼラチンを使って作ることもあります。
リクエストにお答えして、チーズを使ったクッキーを作ったりもしています。
自然食に関しては、一時期は「恐れからの自然食」を実践していましたが、今はそうではなく「おいしいから」「農薬などを使わない農家さんを応援したいから」そんな想いからに変化しています。